• HOME
  • NEWS
  • 平成25年度調査研究報告書

平成25年度調査研究報告書

今回実施した調査・研究結果を関係する企業・団体、行政、学術・教育機関マスコミ等に提供し、政策策定や企業経営の一助となり、九州地域の持続的な発展に寄与するものと期待する。


平成25年度内閣府受託事業「地域における男女共同参画連携支援事業」の実施


内閣府からの受託事業として実施、(1)女性管理職ネットワークの構築と活用についての検討委員会開催、(2)女性管理職・企業へのヒアリング、(3)成果発表会の開催等を通じて、諸課題の共有化や働く女性の意欲・能力向上、ひいては女性人材の育成に繋げることを目指した。


(1)女性管理職ネットワーク活用検討委員会の開催


平成25年10月23日から26年2月4日にかけて4回開催し、女性管理職やネットワークの在り方、活用について議論し、今後の女性活躍推進に関する提言等を報告書として取り纏め、下記(3)成果発表会での参加者への配布、関係機関等への配布を行った。


(2)女性管理職並びに企業人事担当者へのヒアリングの実施


 女性管理職本人への「管理職としての意識・意欲」と、企業等経営側に対する「女性管理職登用の実態や課題」について、20社・団体に対してヒアリングを実施した。


(3)成果発表会の開催


県内2カ所(北九州市・福岡市)で成果発表会を開催した。

  • 北九州会場(西日本総合展示場:北九州市小倉北区浅野3-8-1)
     平成26年3月4日(火) 15時~17時 参加者63名
  • 福岡会場(アクロス福岡:福岡市中央区天神1-1-1)
     平成26年3月5日(水) 10時~12時 参加者80名

本事業による成果

  • ヒアリングの実施により女性管理職の意識、企業側の課題等が見えた。
  • 成果発表会では、提言に対する肯定的意見が多く、様々な企業・団体の幹部、人事担当者・管理者等が来場し、成果報告書の配布や講演を通じて、本検討委員会からの提言が広まることが期待される。

「地域における男女共同参画連携支援事業」成果報告書


海洋資源開発・利用プロジェクト創出研究会事業の推進


 国家プロジェクトとして、日本周辺の海底資源・海洋エネルギーの開発利用の為の、調査、試掘採取が進められている。九州に於いては、メタンハイドレート、水溶性天然ガス、熱水鉱床などが賦存しており、特に炭層メタンガスの賦存が見込まれる特有な地域である。
 このため、海洋開発に関して、九州が持つ船舶、鉄鋼、エレクトロニクスなどの既存産業の技術、ノウハウなどを活かし、九州大学、九州経済産業局、関連研究機関、企業などと協同して「海洋資源開発・利用プロジェクト創出研究会」を立ち上げ、資源調査から利用までのパッケージシステム技術の開発を検討した。

(1)第1回研究会平成25年6月10日(月)
基本構想、WGの検討項目などについて
(2)第2回研究会平成25年8月21日(水)
試掘技術、炭層メタンガスなどについて
(3)第3回研究会第3回研究会:平成25年11月11日(月)
CCS(CO2地中圧入)技術、今後の進め方などについて

成果並びに今後の取組

  • 「海洋資源開発・利用プロジェクト創出研究会」報告書を取り纏めた。
  • 今後、海底資源調査、採取、洋上浮体、エネルギー開発、陸上輸送、活用を統合し商業化したシステムの活用で、国家プロジェクトへの参加、協力支援、地域企業の支援などを行い、実証化・ビジネス化を目指し、継続して検討する。

「海洋資源開発・利用プロジェクト創出研究会」報告書